なかの歯科
ブログ
BLOG

歯ぐきから血が出るのは、歯周病のサインかもしれません

歯周病

2026.04.01

歯みがきのときに歯ぐきから血が出ると、
「強く磨きすぎたかな」
「たまたまだろう」
と、そのままにしてしまう方は少なくありません。

ですが、歯ぐきからの出血は、歯周病のはじまりを知らせるサインであることがあります。
痛みがないまま進行することも多いため、気づいたときには症状が進んでいるケースもあります。

今回は、歯ぐきから血が出る原因と、放置しないほうがよい理由についてご説明します。

歯ぐきから血が出る主な原因

 

歯ぐきから血が出る原因として多いのは、歯ぐきに炎症が起きていることです。

お口の中に磨き残しがあると、歯の表面や歯ぐきの境目にプラークがたまります。
その中の細菌によって歯ぐきに炎症が起こると、少し触れただけでも出血しやすくなります。

つまり、出血は「傷」ではなく、歯ぐきが炎症を起こして弱っている状態のサインであることが多いのです。

 

血が出るのに、痛みがないこともあります

歯周病のこわいところは、初期の段階では強い痛みが出にくいことです。

そのため、

歯みがきで血が出る
なんとなく歯ぐきが腫れている
口の中がネバつく
口臭が気になる
といった変化があっても、日常生活に大きな支障がないため、そのままになりやすい傾向があります。

しかし、炎症が続くと歯を支えている骨にまで影響が及び、歯ぐきだけでなく歯そのものの安定にも関わってきます。

出血があるときに、磨かないのは逆効果です

血が出ると、その部分を触らないようにしてしまう方もいらっしゃいます。
ですが、炎症の原因がプラークである場合、汚れをきちんと落とせないと状態は改善しにくくなります。

もちろん、強くゴシゴシこするのはよくありません。
大切なのは、やさしく、でもきちんと汚れを落とすことです。

ただし、自己流ではうまく磨けていないことも多いため、出血が続く場合は一度歯科医院で状態を確認することをおすすめします。

歯周病は早めの対応が大切です
歯周病は、早い段階で気づいて対応するほど、改善しやすくなります。

初期の段階であれば、

歯石や汚れの除去
毎日の歯みがき方法の見直し
歯間ブラシやフロスの使い方の確認
といった基本的なケアで、炎症の改善が期待できます。

一方で、進行してしまうと治療に時間がかかったり、管理がより重要になったりします。
だからこそ、「少し血が出るだけ」と軽く考えず、早めに確認することが大切です。

こんな症状がある方はご相談ください

次のような症状がある場合は、歯周病が進行している可能性もあります。

歯みがきのたびに血が出る
歯ぐきが赤い、腫れている
口臭が気になる
歯ぐきが下がってきた気がする
食べ物がはさまりやすくなった
歯が少しグラつく感じがする
気になる症状がある場合は、我慢せずに早めにご相談ください。

まとめ

歯ぐきからの出血は、よくあることのように見えて、実はお口からの大切なサインです。
特に、痛みがないからといって放置してしまうと、気づかないうちに歯周病が進行してしまうことがあります。

歯ぐきの状態は、ご自身では分かりにくいこともあります。
出血や腫れが気になる方、しばらく歯科検診を受けていない方は、一度お口の状態を確認してみませんか。

なかの歯科では、歯ぐきの状態を丁寧に確認し、今のお口の状態に合わせたケアや治療をご提案しています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。